早起きはどうして難しいか?:勉強法なら早朝勉強法

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早起きはどうして難しいか?

皆さん、一日は何時間ですか?

答えは、「25時間」です(注:最近では諸説あります)。

「エッ!」と思った方もおられるかと思いますが、太陽を中心に考えると、一日は24時間ですが、人間の持つ「生体リズム」というものから考えると、1日は25時間なのです。これは、既に20年ほど前から確かめられており、ずっと同じ明るさの中で人間が生活すると、25時間周期で1日を形成するようになるそうです。つまり、何もしなければ、人間の自然な目覚めや寝入る時間は、日ごとに1時間づつ遅れてゆくことになるのです。

これが、早起きが難しいとした科学的な原因の一つです。つまり、人間の身体は、時間が遅れやすい性質があるところに、早起き習慣を作ろうとすると、その逆方向に時間をずらせる努力が必要となるということです。

しかしながら、実際にはわれわれは太陽を中心とした24時間周期の生活をしています。それは、朝、太陽の光が人間の持っている体内時計をリセットすることにより、毎日を24時間で生活するようになっているのです。ここでは、「現代より以前は」、という但し書きを入れた方が良いでしょう。

なぜなら、現代は昼夜関係のない24時間社会となり、室内での活動時間が長く、みんなが太陽光を浴びながら生活している訳ではないからです。加えて、深夜のテレビ、ゲーム、携帯電話と、夜型生活を助長する要因はいくらでもあります。それに季節によって、日の出、日の入りの時間は変わるので、夏は朝5時でも明るく起床しやすいですが、冬なら真っ暗で起床しにくくなります。そんな中で、現代社会が作った社会規律に合わせてわれわれは生活しようと奮闘しているわけです。

このように、人間の身体は、光によって体内時計を刻む特質を持っていながらも、現代社会はそれを許さず、社会規律でもって生活しているというのが現実なのです。

このような複雑で難しい環境の中で、早朝勉強を習慣化するにはいったいどうすればよいでしょうか?それには、光療法という方法を使えば、比較的容易に習慣化出来ます。

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